2026年03月04日

【粉体塗装】そもそも粉体塗装って何?


粉体塗装(ふんたいとそう)は、粉の塗料を金属などに付着させて、熱で焼き付けて仕上げる塗装方法です。

液体の塗料のように「乾かす」のではなく、オーブンで加熱して塗膜を固めるイメージが近いです。


粉体塗装って何が違うの?

  1. 塗料が“粉”

  • 見た目は小麦粉のような細かい粉です。

  • この粉を静電気の力で対象物にくっつけます(※磁石のように「引き寄せて付ける」イメージ)。

  1. 最後に“焼き付け”

  • 粉が付いた状態のまま加熱すると、粉が溶けて広がり、均一な膜になります。

  • その膜が固まって、丈夫な仕上がりになります。


どんな良さがあるの?

① 丈夫で長持ち

  • キズ、サビ、薬品などに強く、屋外でも使われる部品や設備にも向きます。

② 見た目がきれい

  • ムラになりにくく、色も幅広く選べます。ツヤの有無や、ザラザラした質感なども表現できます。

③ 塗料のムダが少ない

  • 付かなかった粉も回収して再利用できる場合があり、材料ロスを減らしやすい方式です。


逆に、注意点は?

  • 焼き付け(加熱)が必要なので、熱に弱い素材(樹脂など)には向きにくいです。

  • 製品の形状によっては、角や奥まった部分に粉が入りづらいことがあり、塗り方・段取りの工夫が必要になります。


身近だと、どこに使われている?

たとえば

  • 建物の外装部材、フェンス、手すり

  • 家電や設備の金属部品

  • 工場の架台、カバー、ブラケット類
    など、「丈夫さ」と「見た目」が両方ほしい金属製品でよく使われます。

 

弊社では溶剤塗装、粉体塗装の両方を別ラインで塗装を行っております。

ご希望の塗装品に合わせて、適切な塗装をご提案をさせて頂きます。